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過去の展覧会

2007年度
自然科学博物館所蔵品展「第一高等学校の実験機器」・「日本の蝶」 2008年1月15日(火)-2月15日(金)
「Musica ex Machina −機械じかけの音楽−」
2007年10月20日(土)-12月2日(日)
「はじめて出会う囲碁の世界」
2007年7月14日(土)-9月17日(月・祝)
自然科学博物館所蔵品展 「測る人・描く人」
2007年3月24日(日)-6月5日(木) 
「創造の広場(ピアッツァ)イタリア」 2007年3月24日(日)-6月17日(木)




自然科学博物館所蔵品展
「第一高等学校の実験機器」・「日本の蝶」展


会期 2008年1月15日(火)-2月15日(金)
開館時間 月-金 10:15-16:30
休館日 土日・祝祭日および大学が定める休日
入館は16:00まで(最終日は、13:00まで)





「Musica ex Machina −機械じかけの音楽−」

 「機械じかけの音楽」という言葉から皆さんは何を連想するでしょうか?

 オルゴールやコンピュータ(DTM)では構造こそ違うものの、機械がその場で演奏するということでは「機械じかけ」と言えるでしょうし、CDやハードディスク、フラッシュメモリープレーヤーなどの音楽再生装置もそのように言えるかもしれません。しかし、今回私たちが用意した展覧会では、皆さんが想像するのと少々違った観点から「機械」と「音楽」との関係を考えてみたいと思います。

 音楽を機械で自動的に演奏させるというアイデアは、アリストテレスの著作中に既にみられます。古代ギリシャで考えられた様々な機械の構造は中近東地域に受け継がれ、中世になって再びヨーロッパに輸入されることで新たな展開をみせることになります。

 音階に合わせた鐘を使い、あるメロディーを決まった時間に演奏する教会の時計は、中世ヨーロッパにおける代表的な自動演奏楽器といえるでしょう。このようなものが多く作られるにいたった背景には、様々な音が美しい調べにのって奏でられる音楽と正確に時を刻む時計とが、いずれも調和と秩序をもって運行している宇宙を象徴するものとして存在していたからだと考えられます。

 巨大で複雑な構造をもつパイプオルガンが教会で欠かせないのも、そのような思想があるからでしょう。空気を入れ、鍵盤を押しさえすれば音が出るオルガンは、自動的に演奏させるのに適した楽器でもあります。17世紀にはすでに自動オルガンが発明され、小型の手回しオルガンは多くの地域で普及していくことになりました。また、このような演奏の自動化という流れは、18世紀半ばに演奏の記録と再生への関心を生み出します。この展覧会では、約230年前の演奏記録を元にしたコンピュータによる再生を行う予定です。

 産業革命後の近代になると、機械の存在は日常的になっていきます。正確にリズムを刻むメトロノーム等、音楽家にとっても機械は必要不可欠なものになったようです。20世紀になって、機械らしさが一部の若い作曲家たちに一つの美として認められるようになりました。機械音楽は宇宙の調和でもなく、人間の真似でもなく、ただ機械である事を表現するのが理想とされ、またそれが機械化された時代のふさわしい態度だと考えられました。I・ストラヴィンスキー、P・ヒンデミット、E・トッホなどがこの運動に参加し、その当時音楽再生の最高技術を代表していたロールピアノのための作品を残しました。戦後にはC・ナンカロウがロールピアノのために作曲し続けましたが、1980年代以来は新しい技術によってピアノとコンピュータを繋げる事が可能になり、多くの新しい作品が生まれました。この展覧会と関連イベントでは1920年代から現在まで自動ピアノのための代表的な作品とその創作活動が紹介されます。

 この展覧会の中心にはマーティン・リッチズ(Martin Riches, 1942-)の作品群があります。現代のベルリンに住むこのイギリス人アーティストは、多くの音楽機械作品(Music Machines)を発表しています。今回紹介する「Flute Playing Machineや「Serinette(鳥オルガン)」、「Clock V」などは、現代アートの作品とはいえ機械と音楽との歴史的な関係と無縁でなりたっているものではないことがわかるでしょう。

 機構は電子化されたとはいえ、現代においても自動演奏ピアノはポピュラーなものです。会期中には現代の自動演奏ピアノの演奏会も企画されています(協力:ヤマハ株式会社)。また、やはり本展で公開される本学の研究による自動作曲と自動伴奏のプログラムは、現代と未来における「音楽」と「機械(技術)」を考える上で非常に示唆に富むものとなるでしょう。

 現代社会に生きる私たちにとって、音楽はあまりに日常的なものです。この「音楽」というものが「機械」とどのような関係をもって存在しているのか、全く意識することなく暮らしています。しかし、そもそも「音楽」とは一体どのようなものだったのでしょうか。この展覧会は、そのような関心をもちつつ古代ギリシャから出発して歴史的変遷をたどり、現代そしてこれからの「音楽」について、それを奏でる装置としての「機械」との関係をキーワードにして展開していこうとする一つの試みなのです。
 この展覧会は、日本学術振興会科学研究費補助金による「音楽文化における機械の役割‐その歴史・現状に関する多面的分析と展望」研究グループ(研究代表者:ヘルマン・ゴチェフスキ本学准教授)によって企画されたものです。


Walking Machine 1
Martin Riches

Flute Playing Machine
Martin Riches

Motor Mouth
Martin Riches

Serinette
Martin Riches

場 所
東京大学総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
会 期
2007年10月20日(土)‐12月2日(日)
開館時間
10:00−18:00 (入館は17:30まで)
休館日
毎週火曜日
入場料
無料
主 催
特別展「Musica ex Machina - 機械じかけの音楽-」実行委員会
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
協 催
東京大学教養学部附属 教養教育開発機構 寄付研究部門
協 力
国立音楽大学 楽器学資料館
財団法人 多摩文化振興財団(パルテノン多摩)
多摩美術大学芸術学部芸術学科
Berlinische Galerie (Berlin, Germany),
Augustinermuseum (Freiburg,  Germany),
Paul Sacher Stiftung (Basel, Switzerland)
協 賛
西濃シェンカー株式会社
TüV SüD Japan
ヤマハ株式会社
国際交流基金
問合せ先
東京大学総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139
Clicking Machine
Martin Riches
Ein Ton
Martin Riches
Walking Machine 4
Martin Riches

関連イベントのご案内
ギャラリートーク

毎週日曜日14時より
会場:東京大学 駒場博物館   各回とも無料、予約不要です。
 
ワークショップ

『機械音楽のための作曲』

会場:東京大学 駒場博物館
◆イベント内容はこちら   ◆PDF版
自動ピアノ演奏会

10月31日(水)18時30分より
P.ヒンデミット、E.トッホ、C.ナンカロー、山本純ノ介、三輪眞弘、古川聖、H.ゴチェフスキの作品の自動演奏。
会場:駒場博物館 2階    入場無料  予約不要です。直接会場にお越しください。
国際シンポジウム

「機械と音楽」

2007年12月1日(土)・2日(日)
会場:12月1日(土)東京大学駒場キャンパス/学術交流ホール
    12月2日(日)東京大学駒場キャンパス/18号館ホール
◆イベント内容はこちら

申込は不要です。直接会場にお越し下さい。
記念コンサート

機械のための音楽-機械についての音楽
Music for Machines -Music about Machines


2007年12月1日(土)
第一部 18:00開始  ワークショップ公開プレゼンテーション 
会場:東京大学 駒場博物館1F
第二部 19:00開始
会場:東京大学 駒場コミュニケーション・プラザ 北館2F音楽実習室

◆イベント内容はこちら

申込は不要です。直接会場にお越し下さい。


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「はじめて出会う囲碁の世界」

囲碁に興味はあるけれど覚えるのが難しそうと思っている人はいませんか?

夏休み特別展「はじめて出会う囲碁の世界」ではそんな思い込みから今まで囲碁に触れていなかった方々に、囲碁との出会いの場をご用意しました。この機会に囲碁の世界を覗いてみませんか?囲碁との出会いに年齢は関係ありません。
お子さまからご年配の方まで、囲碁にご興味のある方のご来場を、心よりお待ちしております。

なぜ東大で囲碁?

近年囲碁の教育への応用が注目され、2006年には東京大学教養学部附属教養教育開発機構に囲碁の教育的効果を研究するための寄付研究部門「教養教育への囲碁の活用研究部門」が設立されました。本展はその活動内容を多くの方に知っていただくために、駒場博物館との共同で企画されました。

とにかく触れてみよう!

本展は展示物を見て回るだけでなく、実物に触ったり、クイズに答えたりしながら場内を巡ることで、短時間で囲碁の基本がわかる仕組みになっています。この画期的な囲碁入門法の開発には、東京大学で囲碁の授業をしていただいているプロ棋士の石倉昇九段、黒瀧正憲七段、梅沢由香里女流棋聖にご協力いただきました。


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場 所
東京大学総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
会 期
2007年7月14日(土)-9月17日(月・祝)
開館時間
10:00−18:00 (入館は17:30まで)
休館日
毎週火曜日
入場料
無料
主 催
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 自然科学博物館
東京大学教養学部附属 教養教育開発機構 寄付研究部門
東京大学教養学部附属 教養教育開発機構
教養教育への囲碁の活用研究部門
協 賛
財団法人 日本棋院
日能研
問合せ先
東京大学総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139


イベント案内  イベントの申込み・詳細はこちら   各種イベントは全て無料です。お気軽にご参加下さい。
はじめて出会う囲碁教室
 囲碁をはじめて習う12歳以上の方を対象とした90分程度の入門教室です。理解を深めるために、必ず特別展をご覧になったあとでご参加ください。囲碁初心者であればどなたでもご参加いただけますが、期間中はおひとり様につき1回限りのご参加とさせていただきます(内容は各回とも同一です)。
[開催日] 毎週末 午後
[講  師] 黒瀧正憲 七段(日本棋院)ほか
[会  場] 駒場博物館
[定  員] 各回16名(要予約)

親子で学ぶ囲碁の世界
 漫画「ヒカルの碁」の監修などで有名な梅沢由香里先生による、楽しくわかりやすい入門教室です。保護者とお子さまが一緒にご参加いただくことが前提で、小学3年生〜中学3年生を対象としています。
[開催日] 9月1日(土) 14:00〜15:30(予定)
[講  師] 梅沢由香里 女流棋聖・王 唯任 四段(日本棋院)
[会  場] 駒場Iキャンパス 13号館 1313教室
[定  員] 100組200名程度(要予約)
特別公演 「囲碁の世界」
公開指導対局 万波VS囲碁ゼミ

 石倉昇九段によるご講演と、万波佳奈四段 vs 囲碁ゼミ受講生 の「決め打ち碁」による公開指導対局の二部からなるイベントです。
  第一部では、石倉九段に囲碁の魅力や東大の囲碁ゼミなどについてお話しいただきます。第二部では、囲碁ゼミを受講して上達した学生の代表がペアで万波四段に挑みます(大盤解説:石倉昇九段,武田智子)。置き碁ではなく、決め打ち碁による公開対局はおそらく前例がありません。この機会に是非お楽しみ下さい。
 事前予約は不要です。直接会場にお越し下さい。
[開催日] 8月19日(日) 13:30〜16:30
[出  演] 石倉 昇 九段・万波佳奈 四段 (日本棋院)
       武田智子・下地啓太・池永恵理子(東京大学)
[会  場] 駒場Iキャンパス 18号館ホール
[定  員] 150名程度(予約不要)
ギャラリートーク(無料)
  教養学部の授業「囲碁で養う考える力」を担当している兵頭俊夫教授が、会場内を回りながら展示内容について説明します。本展をより深く理解するためのまたとない機会です。予約の必要はございません。当日会場にお越し下さい。
〔開催日〕9月16日(日) 13:30〜14:30
〔講師〕兵頭俊夫 (東京大学)
〔会場〕駒場博物館
〔定員〕なし(予約不要)



自然科学博物館所蔵品展
「測る人・描く人」

 東京大学教養学部の前身である第一高等学校の歴史を紐解くと、理工系学生には図画学という名称の科目が教えられていました(明治19年〜昭和25年)。この図画学は、実は第一高等学校の前身である東京大学予備門の時代にすでに、画学の科目名で理工学の基礎の一つとして教えられていたものであり(明治9年〜明治19年)、図法幾何学と工業製図から構成されていました。教養学部の図学・製図(現在の図形科学?、?)がそれにあたります。

 東京大学教養学部の図学教室(現在の情報・図形科学部会)は、第一高等学校時代までは画学教室と呼ばれ、明治初期以来の図画学教育で学生たちによって画かれた美しい提出作品、その題材となった立体モデルや見本図、教師や学生の使用した製図用具、教室の運営書類などを伝えています。学生の提出作品の中には図法幾何学の課題に対する解答図のほかに、自在画と呼ばれる写生画も含まれています。これらは併せて当時の画学教育の全容を伝えるとともに、図画学教育においては講義を受けることと並んで自ら画くことによる理解に力が注がれてきたことをうかがわせます。また、図学教室は、今は無い測量学教室の教材・機器類・学生による測量図作品をも伝えており、測った結果を画く営みを教える測量学教室と画学教室との交流の深さがうかがえます。

 「測る人・画(えが)く人」展では、図学教室(現在の情報・図形科学部会)に遺された図画学・測量学関連の遺産と自在画関連の遺産を一望し、明治期以来の理工系教育の中で、画(えが)くことが科学技術を学ぶことにおいて果たした役割について顧みます。


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場 所
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館2階
自然科学博物館展示室
会 期
2007年3月24日(土)-5月31日(木)
好評につき会期延長! 6月5日(金)まで
開館時間
10:00−18:00 (入館は17:30まで)
休館日
土日祭日(※ゴールデンウィーク中は開館)
入場料
無料
主 催
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 自然科学博物館
共 催
日本図学会
協 力
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 情報・図形科学部会
問合せ先
東京大学総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139




「創造の広場(ピアッツァ)イタリア」

Presentazione in italiano


 アルプスの南麓から地中海に長く突きだしたイタリアは、さんさんと太陽の降り注ぐ陽気で明るい国だ。イタリアはローマ帝国をはぐくみ、キリスト教を根付かせ、ルネッサンスの花を咲かせた。そして現代もなお芸術と食とファッションの分野などで世界をリードする。
 東京大学教養学部は2007年4月から、イタリア語を初修外国語に加えるが、それを記念して駒場美術博物館で「創造の広場イタリア展」を開催する。本展覧会は、イタリア文化が「広場」を中心に擁する都市の育てた文化であることに鑑み、主として東京大学とゆかりの深い品々の展示を通じて、古代とルネッサンス期と現代の3つの「創造の広場」に分けてイタリア文化のエッセンスを紹介するものである。
 展覧会は、初めてイタリア的な「広場Forum=Piazza」を生み出した古代ローマの文化を、東京大学がポンペイの近郊ソンマ・ヴェスヴィアーナで行っている発掘調査の成果を通じて紹介する第1部「古代の創造の広場」、ダンテからレオナルド・ダ・ヴィンチにいたるルネッサンスの天才の活動をダイジェストする第2部「ルネッサンスの創造の広場」、そして20世紀の芸術・文化をさまざまな映像を通じて伝える第3部「現代の創造の広場」からなる。
 具体的には、ディオニュソス像(ソンマの出土品、複製)、ダンテ著『神曲』の15世紀初期印刷本、レオナルド・ダ・ヴィンチの素描(複製)、未来派の雑音楽器イントナルモーリ(再制作)、スタジオ・アッズーロ作のビデオ・フラグメント『チェンチ一族』、初期イタリア映画の金字塔『カビリア』のスチール写真などが展示される。
 ギャラリートークが毎週土曜日14:00〜15:00に実施される(特別ゲストあり)。
 その他、講演会などの関連イベントや、館内における吉田喜重監督『美の美』イタリア編と『マーティン・スコセッシ―私のイタリア映画旅行』の上映をおこなう。


場 所
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館1階 美術博物館展示室
会 期
2007年3月24日(土)-6月17日(日)
開館時間
10:00−18:00 (入館は17:30まで)
休館日
火曜日
入場料
無料
主 催
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
東京大学教養学部付属教養教育開発機構
東京大学21世紀COE拠点形成プログラム「共生のための国際哲学交流センター」(UTCP)
ソンマ・ヴェスヴィアーナ発掘調査団
後 援
イタリア大使館
協 力
国立映画博物館(トリノ)
問合せ先
東京大学総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139


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関連イベントのご案内
ギャラリートーク

 
毎週土曜日 14:00〜15:00
 みなさんと一緒に展覧会をまわりつつゲストの方のお話をお伺いします。  各回とも無料、予約不要です。

 ◆特別ゲスト◆

 4月7日
 伊藤道一(イタリア書房)〜ダンテ『神曲』について
  1502年アルドゥス版の斬新さ/出版の都フィレンツェ、ヴェネツィア

 4月14日
 マルコ・マッツィ(映像作家)〜イタリアの現代美術について  
Marco Mazzi, Totem and Taboo
  イタリアの前衛の意義とは/ビデオアートに潜む「語り」

 4月21日
 石田美紀(新潟大学)〜初期のイタリア映画について
  ハリウッドの原型?/5月の「イタリア映画祭」にむけて

 5月12日
 伊川健二〜日伊交流史について
  天正少年使節団/日本に来たはじめてのイタリア人は?

 5月19日
 岩城克洋(東京大学)〜ソンマ・ヴェスヴィアーナでの発掘について
  ディオニュソス像の「発見」の瞬間/今後の発掘の展望

 5月26日
 ロベルト・テッロージ(ローマ大学Tor Vergata)〜レオナルドについて 
  「天才」の哲学的背景/レオナルドの『絵画論』
  Una conversazione di Roberto Terrosi sul Leonardo pittore
      
映画上映

 『マーティン・スコセッシ 私のイタリア映画旅行』(1999年、全4部 243分)
  展覧会場内にて連日11時より上映 (4月14日、5月12日はイベント開催のため10時より上映)

 吉田喜重・監督 『美の美』 (1973−1977年)
 

 展覧会場内にて連日15時より上映(各作品24分)  上映プログラムはこちら 

関連イベント 

 城戸晃一
 
イメージの裏側 - immagine a rovescio-
  2007年6月9日(土)、10日(日) 17:00〜  
  会場:駒場博物館1階美術博物館展示室   入場無料
記念講演会

 セルジョ・ジヴォーネ(フィレンツェ大学文哲学部教授・美学)
 「ルネサンス・フィレンツェ美術―哲学としての試み(マサッチオを中心に)」

  2007年4月26日(木) 16:30〜   入場無料   予約不要
  会場:東京大学駒場キャンパスI 学際交流ホール
  東京大学教養教育開発機構・美術博物館 共催
記念コンサート

 ピアノ演奏会「イタリアを巡るピアノ曲」
 ピアノ独奏:高雄 有希

  2007年5月26日(土) 13:30〜(開場13:00)
  会場:東京大学教養学部 駒場コミュニケーション・プラザ 音楽実習室 

 第110回オルガン演奏会
 オルガン:グレゴリー・ダゴスティーノ

  2007年6月7日(木) 18:30〜(開場18:00)
  会場:東京大学教養学部 900番教室(講堂)
  入場無料(先着500名)  オルガン委員会のページはこちら(外部リンクにジャンプします)

 
テノーレス・ディ・ビッティ コンサート 地中海の歌声ーアカペラの醍醐味
 TENORES DI BITTI AT KOMABA CANTI MEDITERRANEI
 
  
2007年6月2日(土) 19:00〜
  会場:東京大学教養学部 900番教室(講堂)


高校生のための金曜特別講座

 本村 凌二(東京大学総合文化研究科教授・地域文化研究専攻)
 「古代イタリア」

  2007年4月27日(金) 17:30〜  定員:約200名(先着順)
  会場:東京大学駒場キャンパスI 数理科学研究棟大講義室および駒場博物館1階展示室
  東京大学教養学部附属教養教育開発機構 教養教育社会連携寄付研究部門 
  
「高校生のための金曜特別講座」事務局
(外部リンクにジャンプします)

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