東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
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過去の展覧会

2009年度
「東京大学教養学部創立60周年記念 矢内原忠雄と教養学部」   2009年3月28日(土)-6月28日(日)
特別展「小穴純とレンズの世界」  2009年7月18日(土)-9月23日(水・祝)
特別展「観世家のアーカイブ
  ―世阿弥直筆本と能楽テクストの世界―」
2009年10月10日(土)-11月29日(日)
2009年度 自然科学博物館所蔵品展 2009年11月14日(土)-11月29日(日)




2009年度 自然科学博物館所蔵品展

 自然科学博物館の所蔵品目より、鉱物・化石・昆虫標本・実験機器・測量機器・教育用掛図(複製)・骨格標本を抜粋して展示します。
 また、伊藤元己教授(総合文化研究科・広域システム科学系)による2009年度夏学期の全学体験ゼミナール「駒場自然科学博物館の展示を創る」を受講した学生による成果発表の場として、学生による展示コーナーを設けます。第一高等学校の骨格標本(実物)と教育用掛図(複製)を用いたコーナーを作成し、11月21日(土)~11月29日(日)まで掲示いたします。
会期: 
 
2009年11月14日(土)~11月29日(日)
  ※学生による展示コーナーは21日~29日

会場:  駒場博物館2階 自然科学博物館展示室





「観世家のアーカイブ」展

 観阿弥、世阿弥によってうちたてられた能楽は、将軍家をはじめとするパトロンや観客に支えられながら、多くの能役者たちによって、現在まで継承され、発展してきました。その中核を担ったのが、観阿弥を流祖とし、世阿弥を第二祖とする観世家の人びと、つまり歴代の観世太夫でした。観世太夫たちは、世阿弥の直筆本をはじめとするテクストを守り伝える一方、時代とわたり合い、未来に心を馳せながら自らもテクストを残し、面・装束などとともに膨大な観世家のアーカイブを形成してきました。このたび、当代二十六世観世清和氏の協力のもと、科研費による調査プロジェクトが実施され、いまここにアーカイブの全貌がウェブ上の公開という形で世界にひらかれようとしています。そうした観世家が時代とともに生きる姿を、能楽テクストを通して、目のあたりにしていただければと願っています。

  観世アーカイブはこちらから
  

会場
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
会期
2009年月10月10日(土)-11月29日(日)
開館時間
10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日
火曜日(ただし11月3日は開館)
入場料
無料
主催
科学研究費補助金「観世文庫所蔵能楽関係資料のデジタル画像化と解題目録作成に向けた総合的研究」
財団法人観世文庫
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
東京大学駒場博物館
共催
駒場友の会
東京大学教養学部附属教養教育開発機構
後援 朝日新聞社
協賛 東海旅客鉄道株式会社
問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139 FAX:03-5454-4929




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イ ベ ン ト
  講演会
第一回:「観世家の伝統」
     11月9日(月)18:30より(先着200名)
     18号館ホール(東京大学駒場Iキャンパス)
     観世清和(二十六世観世宗家)

第二回:「世阿弥を世界にひらく」
     11月16日(月)18:30より(先着100名)
     18号館コラボレーションルームI(東京大学駒場Iキャンパス)
     小林康夫(東京大学)・松岡心平(東京大学)

※入場無料
  ギャラリートーク
下記の日程で土曜日14:00より駒場博物館の中で行います。事前申し込みは不要です。時間になりましたら展示室入り口付近にお集まりください。
 10月17日(土) 松岡心平(東京大学)
 10月24日(土) 高橋悠介(神奈川県立金沢文庫)
 10月31日(土) 磯田道史(茨城大学)
 11月 7日(土) 落合博志(国文学研究資料館)
 11月14日(土) 横山太郎(跡見学園女子大学)
 11月21日(土) 小川剛生(慶應義塾大学)

※入場無料
  オープニングイベント 東大駒場薪能
観世家のアーカイブ展のプレイベントとして、コミュニケーションプラザの中庭で薪能を行います

日時:2009年10月9日(金)18:00開演 (17:00開場) ※小雨決行
場所:東京大学駒場Iキャンパス内・コミュニケーションプラザ中庭

主催:東京大学大学院総合文化研究科・教養学部/財団法人観世文庫
共催:東京大学駒場博物館
後援:朝日新聞社  協賛:東海旅客鉄道株式会社


※観世家のアーカイブ展会場にて、一日一回、午後1時より「東大駒場薪能」の映像を放映しています。(上映時間:約1時間40分)

〈申込み方法〉

■東京大学所属の学生・教職員の方
 受付方法:東京大学駒場博物館窓口にて直接お申込みください
 受付時間:平日の10:00-17:00
        ※但し、9月23日までは土日祝祭日も受付をおこないます
 定員: 整理券A 200名(先着)  (終了しました)
      整理券B 250名(整理券Aの締切後、先着)(終了しました)
 
 ・申込みの際は、かならず身分証をお持ちください
 ・申込みできるのは、身分証を持つ本人1名のみです
 ・学内便・電話等での申込みは受付けません
 ・整理券Aのみ、雨天の場合は観世能楽堂でご覧いただけます
 ・当日雨天時の会場変更については、
  観世文庫のホームページにて当日16:00頃お知らせする予定です



■一般の方
 定員: 200名(抽選)
   おはがきに住所・氏名・年齢・職業を明記の上、下記住所に郵送してください
   (9月15日消印有効)
     〒150-0001
     東京都渋谷区神宮前6-24-4 観世文庫内 東大駒場薪能係

・雨天の場合は観世能楽堂でご覧いただけます
・当日雨天時の会場変更については、
  観世文庫のホームページにて当日16:00頃お知らせする予定です

    
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「小穴純とレンズの世界」展

小穴純(1907年-1985年)は、光学・応用光学の研究で知られる物理学者であり、東京(帝国)大学、上智大学で教授を務めました。2006年から翌年にかけて、小穴の助手を長年務められた石川和枝氏と小穴純ご遺族のご厚意により、旧小穴研究室の実験機器と小穴個人の文書類が駒場博物館に寄託され、その後整理と調査が進められました。本展は、小穴の研究の足跡を辿り、光学の世界の奥深さを実感していただくことを目的に企画されました。
 小穴純は、1907年12月2日東京に生まれ、府立第一中学校、第一高等学校(一高)を経て東京帝国大学理学部物理学科に進学しました。一高在校時の1925年から始まる詳細な日記や、中学・高校・大学・大学院で使用した教科書・ノート類が残されており、これらの一部も展示される予定です。大学院に入り研究者としての道を歩み始めた当初、小穴は、「熱電子に関する一般研究」という課題を手がけていました。しかし、大学院で師事した田中務(1885年-1973年)の分光学の研究を手伝うようになり、次第に光学関連の実験機器の詳細に関心を抱くようになりました。戦前には、日食の機会を捉えて太陽の観測を行うため、また観測地点の視察や準備を行うために、南洋のローソップ島(1934年)、北海道(1936年、1937年)、台湾・石垣島(1940年)、中国の賀勝橋(1941年)を旅しています。観測旅行は陸海軍の援助を受けることが多く、こうしたつながりから、小穴は軍に光学の知識を提供するようになりました。
 戦前・戦中に蓄積された小穴の光学の知識と技術は、戦後になって大きな実を結び始めました。小穴の回想によれば、終戦後数年にして、多い日には十人、少ない日でも三人程度は相談者が研究室を訪問するという状態であったといいます。訪問者の中には、光学機器製造者のほかに、光学関連の測定に挑もうとする他分野の研究者もいました。こうした交流を経て、具体的な装置や製品となった成果としては、小穴・直良式と呼ばれる照明系を採用した顕微分光測光装置、解像力を測定する小穴式テスト・チャート、超マイクロ撮影用レンズのウルトラマイクロ・ニッコールなどがあります。
 量子物理学、なかでも原子核や素粒子を対象としたものが脚光を浴びる中、古典的かつ工学的な色合いを帯びる研究を続けた小穴の心中には、様々な感慨が去来することもあったものと想像されます。しかし、極微の世界の理解がどれだけ進んでも、現実に「もの」を加工する技術の必要は常にあり、その精度を高めようとすれば、やはり現実の「もの」で到達可能な段階を、僅かずつでも高めていくほかはありません。小穴の研究は、レンズ、プリズム、光源、感光剤など光学・応用光学の関わる様々な要素の一つ一つに物理学の原理に従って入念に検討を加えて、目的に合わせた改良を加えていくという、地味ではあるが着実なものであったといえます。本展を通じて、こうした研究の大切さの一端でも感じ取っていただければ幸いです。
 本展の開催に当っては、資料の寄託を承諾された小穴純ご遺族の皆様、寄託の実現と整理・調査にご尽力いただいた石川和枝様、小穴の研究に関わる貴重な資料を貸与くださった方々、小穴純に関する逸話をご披露いただいた小穴門下の皆様など、多くの方々のご協力を仰ぎました。深く感謝申し上げます。



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会場 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
 駒場博物館
会期 2009年7月18日(土)-9月23日(水・祝)
開館時間 10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日 火曜日 (ただし9月22日は開館)
入場料 無料
主催 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
 自然科学博物館
共催 社団法人日本物理学会、社団法人応用物理学会、日本物理教育学会、東京大学理学部物理学教室、東京大学教養学部物理部会、東京大学教養学部附属教養教育開発機構
協力 株式会社ニコン、株式会社堀内カラー、株式会社レンズ屋、株式会社目白ゲノッセン、朝日分光株式会社、シグマ光機株式会社、アサヒカメラ編集部、オリンパス株式会社、株式会社ナリカ、自然科学に親しむ会、東京大学生産技術研究所志村研究室、東京大学大学院総合文化研究科・教養学部共通技術室
後援 目黒区教育委員会、国立天文台、上智大学理工学部物理学科、日本光学会、光設計研究グループ
問合せ先 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139 FAX:03-5454-4929
        
イベント情報 (いずれも事前申込不要・無料)
高校生のための金曜特別講座 「小穴純とレンズの世界」
日時:2009年7月17日(金) 17:30~  終了しました
場所:東京大学駒場Iキャンパス 18号館ホール     
 
ワークショップ「ガリレオタイプの望遠鏡を作る」
日時:★第1回 8月29日(土)  終了しました
    ★第2回 9月19日(土)
   いずれも14:00~16:00
場所:東京大学駒場Iキャンパス 初年次活動センター(駒場博物館のすぐ裏手)
 ※対象年齢は小学校5年生以上です

  
第1回ワークショップの様子
※イベント情報は随時更新いたします (2009年8月15日更新)






「東京大学教養学部創立60周年記念 矢内原忠雄と教養学部」




 当館は、東京大学教養学部が本年5月31日創設60周年を迎えるのを記念して、初代学部長矢内原忠雄教授の人物と学問を紹介し、教養学部の草創期を回顧する展覧会を催します。
 本学の総合文化研究科・教養学部が、今日にいたる60年間にわたり、わが国の大学の中でたんなる一部局にとどまらない、総合的知を生み出す拠点としての活動を続けてこられたのは、旧制第一高等学校と旧制東京高校を新制東京大学教養学部へと編成し直す画期的転換があって初めて可能になったことです。その門出の時期にどのような議論を経て全国に一つしかない教養学部のグランドデザインが生み出されたか、それは今なおスリリングな歴史の一齣です。
 特色あるシニア課程の教養学科が作られたのも、駒場博物館の礎が築かれたのも、さらには教養学部報が発刊されたのもみな矢内原が学部長を務めた2年半に起こったことでした。
 矢内原忠雄は教養学部長から南原繁の後任として戦後2代目の東京大学総長に選出されますが、総長時代にも教養学部を重視する態度を貫きました。敗戦後間もない貧しい占領下の時代であり、学生運動が昂揚しさまざまな軋轢もありましたが、矢内原と学生の間には常に信頼関係が保たれていました。
 矢内原忠雄が、第一高等学校入学後、校長であった新渡戸稲造の感化を受け、さらに内村鑑三の門に入りキリスト教信仰を学んだことはよく知られています。矢内原の人となりを知る上で、預言者と称されるほど強い個性を持つキリスト者の側面を無視しては全体像を考えることはできません。明治・大正時代の内村、新渡戸から、戦後の総長南原、矢内原へと地下水のように流れるキリスト教の背景についても、展示を通じて掘り下げます。
 学者としての矢内原忠雄は歴史の大波に揉まれた人でした。彼は大学卒業後、住友総本社に入社、別子鉱業所勤務した後、国際連盟へ赴任した新渡戸稲造の後任として、東京帝国大学経済学部助教授に任官し、開設されたばかりの植民政策の講座を担当します。『植民及植民政策』(1926年6月)を刊行するとともに、繰り返し朝鮮、台湾、南方群島などに調査旅行を重ね、当時の状況下で日本の植民地のあり方を批判的に検討する学問的姿勢を貫くうち、やがて日本の植民政策と鋭く対立する立場を取らざるをえなくなります。1937年9月、盧溝橋事件を受けて執筆した雑誌論文「国家の理想」は当局の忌諱に触れて全文削除されますが、これに屈せず、軍国主義化する日本の現状を批判しつづけた矢内原は、ついに東大教授の職を辞することを余儀なくされたのです。
 辞職後も検事局への頻繁な呼び出しや著作に加えられる度重なる発禁・削除処分にも屈することなく、『余の尊敬する人物』等の著書や信仰誌『嘉信』を刊行し、自宅での聖書集会、土曜学校講義等の伝道活動を続けながら、キリスト者として真理のための戦いを貫きました。
 終戦後東京大学教授の職に復帰してからの矢内原は、社会科学研究所長、経済学部長、教養学部長、総長を歴任し、その傍らキリスト教伝道の手を緩めず、新しい時代に平和と自由の理想を担う若者を育てるべく、超人的ともいえる活動を展開したのでした。
 本展覧会では、
   1、矢内原忠雄の人と信仰
   2、矢内原忠雄の学問
   3、教養学部の出発
の3テーマを柱に、矢内原忠雄と教養学部草創期に関わる資料を展示いたします。

会場
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
会期
2009年月3月28日(土)-6月28日(日)
開館時間
10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日
火曜日(ただし5月5日は開館)
入場料
無料
主催
特別展「東京大学教養学部創立60周年記念 矢内原忠雄と教養学部」実行委員会
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
東京大学駒場博物館
共催
駒場友の会
東京大学教養学部附属教養教育開発機構
協力 琉球大学附属図書館
NPO法人今井館教友会
基督教独立学園高等学校
問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部
駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139 FAX:03-5454-4929

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関連イベントのご案内 
いずれも予約不要です。会場に直接お越しください。
教養学部創立60周年記念シンポジウム
「教養学部で学ぶとは?」
4月24日(金) 18:20~
場所:東京大学駒場Iキャンパス 900番教室

講演者
 本間長世(元東京大学教養学部長・元東京大学副学長)  「教養学部の草創時代」
 田辺裕(東京大学名誉教授・帝京大学経済学部長)  「教養学部の充実期」
 小島憲道(東京大学理事・副学長・前教養学部長)  「教養学部の理念と後期改革」

司会:池田信雄(東京大学教養学部教授)

   当日の様子
シンポジウム
「矢内原忠雄と植民地研究」
5月16日(土) 13:30~17:00
場所:東京大学駒場Iキャンパス 18号館ホール

パネリスト
 塩出浩之(琉球大学)  「矢内原忠雄の植民地研究における統治(支配)と移住」
 若林正丈(東京大学)  「矢内原忠雄と台湾人」
 今泉裕美子(法政大学)   「矢内原忠雄の「南洋群島」研究」
 
コメンテーター:酒井哲哉(東京大学)
司会:木畑洋一(成城大学)

   当日の様子
シンポジウム
「矢内原忠雄とキリスト教」
6月13日(土) 13:30~
場所:東京大学駒場Iキャンパス 18号館ホール →900番教室に変更になりました

パネリスト
 川中子義勝(東京大学) 「矢内原忠雄のキリスト教信仰と東京大学」
 三浦永光(津田塾大学名誉教授) 「矢内原忠雄の学問・信仰・政治――1930年代を中心に」
 柴田真希都(東京大学大学院博士課程) 「戦時下の聖書研究・講義録に見られる特色について」
 鴨下重彦(東京大学名誉教授・元東京大学医学部長) 「宣教150年に矢内原忠雄先生を思う」

司会:川中子義勝

   当日の様子



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