東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
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2012年度ワークショップ
博物館で踊ろう!~からだで鑑賞?~ 2013年1月24日(木),25日(金)




現代アートってどうやって観るの?そんな疑問にからだを動かすことで挑戦します。
駒場博物館にあるマルセル・デュシャンの『大ガラス』という作品を,講師の先生と一緒にからだを動かして、自由に踊ることで観てみませんか? ダンスをやったことがある人もない人もみんな大歓迎です。

講師:美木マサオ(ダンスアーティスト・アクター)
講師プロフィール:
早稲田大学在学中に劇団SALAD JELLYに所属。ダンスと演劇を融合した作品に、出演・振付・演出などで参加。その他舞台やCM、バックダンサーとしても活躍。2008年より一年間、伊藤キム氏の率いるカンパニー「輝く未来」に所属。その後、振付家香瑠鼓氏を師事しながら、フリーとなり、小野寺修二、辻本知彦、山田うんなど様々な振付家・演出家の作品に出演。いけばな草月流家元のLIVEにソロダンサーとして出演、若手邦楽家藤舎呂凰の国立劇場公演に出演など異ジャンルとのコラボも行う。また振付家として、One on Oneのオリジナルミュージカル(2006年以降)やフジテレビ主催のミュージカルなど、これまでに数多くの舞台の振付を行う。自身で言葉やモノを使ったダンスアート作品も創り、時にユニークに、時に詩的に、今生きている事を表現している。近年は様々なWSも展開。障がいのある方たちとミュージカルを作ったり、俳優やモデルとしても活躍

※動きやすい服装、足元は靴下もしくは裸足でご参加ください。



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会 期
1月24日(木),25日(金)
時間
18:00~20:00
入館料
無料
会 場 駒場博物館 1階展示室



「高校生のための金曜特別講座」10周年記念
東大駒場見本市 −知の創造・教養の共有−

中世ヨーロッパで知識を集積する場として生まれた大学は、近代になって、国家に必要な文化や技術を生み出し、人材を育成する機関として発展してきました。その一方で大学は知の集積場として、近隣の地域社会に知識を伝達する場でもあります。さらに現在では学術研究と社会や企業との連携によって新しい知が生み出されます。すなわち、現代日本における「大学」とは、知識を介して学術と社会が交流を行う場でもあるのです。

本展示は、東京大学教養学部で2002年より開催されている公開講座「高校生のための金曜特別講座」が10周年を迎えるのを機に、東京大学大学院数理科学研究科、東京大学生産技術研究所、東京大学先端科学技術研究センターの協力を得て、駒場地区にある東大関連機関による地域社会連携の催しについて一堂に紹介するものです。

東京都目黒区駒場には、二つの東大キャンパスがあります。大学院総合文化研究科と教養学部、大学院数理科学研究科がある駒場Iキャンパスはかつて旧制第一高等学校のあった土地に設立され、専門課程へ進む前段階としての俯瞰的な視点と思考様式を身につけるための教養教育を行っています。また、かつて東京大学航空研究所のあった駒場リサーチキャンパスには、東京大学生産技術研究所と、東京大学先端科学技術研究センターがあり、最先端の技術を用いた研究を行っています。これらの研究教育機関はその設立理由も活動内容も様々ですが、いずれにおいても、大学の資産を生かした地域社会との連携活動を数多く行っています。これらを一括してご紹介する機会は、本企画が初の試みとなります。

本展示が研究教育の場としてだけでなく、体験・体感する場としての大学の機能を再確認する機会として、また、今後の大学と社会のより良い関わりの形を模索する場となれば幸いです。


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この展覧会では、学外の方達が参加できる本学駒場地区の社会連携事業について紹介しています。


イベント案内
(入場無料 事前登録不要)
高校生のための金曜特別講座
「観光人類学入門─インドネシア・バリ島」
講師:山下 晋司 (大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻 教授)
10月26日(金)17:30-19:00  駒場Ⅰキャンパス18号館ホール 定員200名
「インフルエンザの流行とワクチン」
講師:奥野 良信(一般財団法人 阪大微生物病研究会 観音寺研究所 所長)
11月2日(金) 17:30-19:00  駒場Ⅰキャンパス18号館ホール 定員200名
「論争から読むアメリカ―自由・平等・歴史」
講師:西崎 文子(大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 教授)
11月9日(金) 17:30-19:00  駒場Ⅰキャンパス18号館ホール 定員200名
「アインシュタインの夢は叶うか ─究極の素粒子理論を求めて─」
講師:加藤 光裕(大学院総合文化研究科 相関基礎科学系 教授)
11月16日(金) 17:30-19:00  駒場Ⅰキャンパス18号館ホール 定員200名
「粘菌からさぐる、生き生きとした状態の科学」
講師:澤井 哲(大学院総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系 准教授)
11月30日(金) 17:30-19:00  駒場Ⅰキャンパス18号館ホール 定員200名
東京大学教養学部 オルガン演奏会
第126回オルガン演奏会
オルガン:青木早希
11月2日(金)18:45 (18:15分開場)
駒場Ⅰキャンパス900番教室(講堂)定員500名
http://organ.c.u-tokyo.ac.jp/index.html
東京大学教養学部選抜学生コンサート
第12回教養学部選抜学生コンサート
11月13日(火) 18:10-
駒場Ⅰキャンパス駒場コミュニケーションプラザ 北館2階音楽実習室 定員100名
http://piano.c.u-tokyo.ac.jp/index.html
大学院数理科学研究科・理学部数学科 2012年度公開講座
「『空間』へのアプローチ」
講師: 今野宏(東京大学) 、 中根美知代(日本大学 ) 、 古田幹雄(東京大学)
11月24日(土)13:30-17:00
駒場Ⅰキャンパス大学院数理科学研究科棟・大講義室 定員160名
http://www.ms.u-tokyo.ac.jp/activity/lecture12.html
第63回駒場祭関連企画
「観光のダイナミズム―ハワイから考える」
講師:矢口祐人(大学院総合文化研究科 地域文化研究専攻 准教授)
11月24日(土) 10:30-12:00
駒場Ⅰキャンパス21KOMECEE レクチャーホール 定員200名
http://www.a103.net/komabasai/63/visitor/kikaku/honbu/kouza_hakubutu.php
駒場祭公式HPはこちら


会 期
10月13日(土)~12月2日(日)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
無料
会 場 駒場博物館
主催 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部
東京大学 教養学部附属 教養教育高度化機構
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
協力 東京大学 大学院数理科学研究科・理学部数学科
東京大学 生産技術研究所
東京大学 先端科学技術研究センター
問合せ先
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139




特別展「石の世界 ―地球・人類・科学― 」

地球は半径6400kmの岩石の球であると言えます。地球全体の17%を占める中心部は金属鉄で、残りの約83%は岩石で構成されています。この岩石の球の上に、薄い海洋と大気とが覆い、生命の惑星・地球がかたちづくられています。
地球は密度成層構造をつくっています。密度の大きい金属鉄が中心部を構成し、密度のより小さい岩石がマントル、そしてもっとも密度の小さい岩石が地殻をつくって、その上に海洋、そして大気が、密度の小さくなる順番に外側を覆っています。この密度成層構造は安定なもので、通常それがひっくり返ることはありませんが、同じ岩石や、海洋、大気の層の中では、密度の逆転が起きることがあり、対流による放熱のしくみがはたらきます。それが生きている地球の活動の原動力です。
私たちが暮らす地表は、地殻と呼ばれる岩石の層の上にあります。地殻には海洋地殻と大陸地殻があります。斑糲岩(はんれいがん)を主とする海洋地殻は表面の7割を占める海洋の底を構成しています。大陸地殻はより密度の小さい、花崗岩(かこうがん)や変成岩を主としていて、海水の上に顔を出して、陸域をつくっています。海洋地殻は2億年以内にマントル対流によって地球内部に戻され、更新され続けますが、大陸地殻は軽いために表面に残り続け、40億年にわたる地球の歴史を記録しています。
人類の歴史もまた、石とともに歩んできた歴史といえるでしょう。初期人類が使った石器は、250万年前の地層からも発見されています。ストーンサークルやピラミッドといった建造物、そして石から取り出した様々な金属の利用など、文明の発展には常に石が関わってきました。そして現在の情報化社会の中で、半導体や光ケーブルなど産業の土台を支えるのは、石英というありふれた存在の鉱物なのです。
道ばたの石ころにもそれぞれ生まれてきた理由があり、その場所に至るまでの歴史があります。そしてそれらの情報はすべて石の中に記録されています。過去数十万年の氷期-間氷期の気候変動と、最終氷期以降の文明の消長も、地層や氷という鉱物の中に記録として閉じ込められています。
石を通して、私たちの足もとをもう一度見つめ直す機会になればと思います。


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会 期
7月21日(土)~9月17日(月・祝)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
毎週火曜日
入館料
無料
会 場 駒場博物館
主催 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 自然科学博物館
後援 目黒区教育委員会
株式会社 小学館
協力 科学写真家 伊知地国夫氏
東京都市大学知識工学部 自然科学科 准教授 萩谷宏
東京大学 教養学部附属教養教育高度化機構 社会連携部門
問合せ先
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139


関連イベント
高校生のための金曜特別講座
「風景からみた地球史 ―石の世界―」
講師:萩谷宏 (東京都市大学知識工学部 自然科学科 准教授)
日時:7月20日(金) 17:30 (開場 17:00)
会場:東京大学駒場Iキャンパス18号館ホール
参加無料、事前申込不要、当日直接会場にお越しください。
URL:http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/
Let's理科読「岩石ガンガン」
~科学の本でたのしむ石の世界~

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開催日:2012年8月26日(日)
申込み方法:当日10:15~各回5分前までに博物館事務室受付窓口にて受付ます。(先着順)

開催時間 (内容は各回すべて同じです)
①11:00~11:45
②13:00~14:45
③15:00~15:45
各回定員:10名   対象:小学生以上
参加費無料

会場:駒場博物館1階セミナー室




「トリニティ・カレッジ・ダブリン=東京大学 学術協定締結記念
 W. B. イェイツとアイルランド」

ウィリアム・バトラー・イェイツ(William Butler Yeats, 1865-1939)は、19世紀末から20世紀前半のアイルランドを代表する詩人・劇作家であり、1923年にはノーベル文学賞を受賞しています。イェイツの生きた時代のアイルランドは、自治運動、文芸復興運動、復活祭蜂起、独立戦争、自由国成立と内戦など、政治的にも文化的にもかつてないほどの激動と変化を経験しました。その時代を呼吸し、また自らそうした動きに多大な影響を及ぼしたイェイツの創作活動と生涯は、この時期のみならず、現代に至るアイルランド文化・社会のありようを考える上で、重要な示唆を与え続けています。
 イェイツはまた、アーネスト・フェノロサ、エズラ・パウンドを介して知った日本の能に触発され、独自の演劇作品を残しています。一方、わが国では上田敏、芥川龍之介、西條八十、菊池寛などの文学者によって同時代の詩人・劇作家としていち早く翻訳、紹介されており、日本との関わりの深い文学者としても知られています。
 駒場博物館では、アイルランド国立図書館で開催され、高い評価を受けている「W. B. イェイツ――その生涯と業績」展をもとにしたパネル展示を中心に、同図書館および東京大学図書館の協力を得て、イェイツの文学者としての軌跡と同時代のアイルランド、そして日本での受容についての展示を行います。また、関連企画として日英語による詩の朗読とアイリッシュハープの演奏、能『錦木』に影響を受けた一幕劇『骨の見る夢』の上演、本年度、東京大学と学術協定を締結したトリニティ・カレッジ・ダブリンのテレンス・ブラウン名誉教授による記念公演も行います。これらを通して、イェイツの文学世界の豊穣さの一端を複合的な形で味わっていただければ幸いです。

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作品解説 小冊子PDF版はこちら

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会 期
5月12日(土)~7月1日(日)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
毎週火曜日(ただし6月5日は記念講演会開催につき特別開館)
入館料
無料
会 場 駒場博物館1階展示室 南側
主催 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
後援 アイルランド大使館、IASIL JAPAN (国際アイルランド文学協会日本支部)
科学研究費助成事業(基盤研究(B)) 「ヨーロッパ文学の可能性と限界 ―― 統一性と多様性の相克をめぐる地域文化的研究」
問合せ先
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139


関連イベント
オープニングイベント
第一部 詩とハープの調べ
朗読 ポール・ロシター氏他
アイリッシュ・ハープ演奏 寺本圭佑氏
第二部 一幕劇『骨の見る夢』
訳・演出 河合祥一郎(本学教授)

日時:5月19日(土) 14:00 ~ 16:30
会場:東京大学駒場Iキャンパス18号館ホール

【プログラム(PDF版)はこちら】

高校生のための金曜特別講座
「W. B. イェイツとアイルランド」
講師:中尾まさみ(本学教授)
日時:5月25日(金) 17:30 ~ 19:00
会場:東京大学駒場Iキャンパス18号館ホール
URL:http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/
記念講演会
‘Yeats and Dance’ 英語、通訳なし
講師:テレンス・ブラウン氏(トリニティ・カレッジ・ダブリン名誉教授)
日時:6月5日(火) 18:00~19:00
会場:東京大学駒場Iキャンパス18号館4Fコラボレーションルーム1



所蔵品展「第一高等学校・東京大学教養学部の理科教育用資料」

駒場博物館には岩石、鉱物、化石、地質図など数千点の地学資料があります。
その中には、東京帝国大学のラベルが付随している標本や、今では閉山となった鉱山で採集した鉱石、駒場に教養学部が発足した1949年当時に購入された教育用標本なども見受けられます。

今回は、それらの旧蔵資料と伴に東京大学にゆかりのある歴代の地質学者(岡本要八郎、大塚弥之助、市村毅、久野久)とその研究内容に注目して展示を構成しました。

1階展示室では地質学的資料、2階展示室では第一高等学校時代の理化学実験機器および教育用掛図の複製などを展示しています。


このチラシのPDFはこちら

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虫入り琥珀(Insect in Amber)
第三紀 始新世
産地:バルト海沿岸、リトアニア
所蔵:駒場博物館

会 期
3月5日(月)~7月1日(日)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
毎週火曜日(ただし6月5日はイェイツ展記念講演会開催につき特別開館)
入館料
無料
会 場 駒場博物館1階展示室 北側 / 2階展示室
主催 東京大学大学院総合文化研究・教養学部 駒場博物館
問合せ先
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139



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