東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
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過去の展覧会

2011年度
所蔵品展「レオナルド・ダ・ヴィンチ複製素描画」 2011年3月22日(火)~6月24日(金)
所蔵品展「一高の書画」 2011年3月22日(火)~5月27日(火)
特別展「小石川植物園と植物学の世界」 2011年7月16日(土)~9月19日(月)
特別展「一高/獨逸 第一高等学校資料にみる日独交流史 2011年10月15日(土)~12月4日(日)
特別展「はだしの写真展 ― 東大駒場地区保育所の子どもたち―」 2011年10月29日(土)~12月2日(金)



特別展「はだしの写真展 ―東大駒場地区保育所の子どもたち―」

 一般的に、裸足になって五感につながる神経が集まる足の裏を刺激することが、幼児期の成長を促すといわれています。したがって、そうした観点から取り組まれている保育を、なによりも雄弁に物語るのが足の裏ということになるでしょう。
 その「裸足」を理念の象徴としているのが東大保育所です。武蔵野の自然が豊かに残る東京大学駒場キャンパス。その東北の一隅、裏門を入って左手奥にこの保育所はあります。庭ではこども達が泥んこ遊び。1971年にスタートした認可外保育所です。本物の保育にこだわって40年、2004年5月新園舎(男女共同参画支援施設)が完成し、同年9月より都の認証保育所となりました。
 東大駒場保育所創立40周年を記念した本展では、写真家の中川十内氏が撮影した在園児65人の足の裏の写真を展示いたします。0~7歳までのこどもたちの足の表情を一斉に展示することで、それぞれの個性豊かなこどもの「成長」を実感し、当保育所の理念を理解していただけることでしょう。
 この保育所と父母会、そして大学が協力し合って実現することになった本展により、私たちの目指すこどもたちの姿と、それを実現する保育を園関係者のみならず、大学や地域の人々にも伝えたい、そして続けていきたいと願っています。



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会 期
2011年10月29日(土)~12月2日(金)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
火曜日
入館料
無料
会 場 東京大学 教養学部 駒場博物館2階展示室
主催 東大駒場地区保育所
協賛 東京大学大学院総合文化研究科
東京大学教養学部男女共同参画支援委員会
東京大学大学院総合文化研究科 教養学部 駒場博物館
問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139


関連イベント
創立40周年記念講演
こどものためってなに?子ども時代を子どもらしく過ごすために、
乳幼児期から思春期を見通した子育て、親育ちを考える-
日時:2011年11月5日(土)13:30~16:30(開場:13;00)
会場:東京大学教養学部13号館1313番教室

講師:広木 克行 先生(大阪千代田短期大学学長)
申し込み方法など詳細は、東大駒場地区保育所HPをご覧ください。
講演会チラシはこちら




特別展「一高/獨逸 第一高等学校資料にみる日独交流史」

 明治維新後の日本に西洋文明が押し寄せる中、哲学・文学・医学などの分野でドイツの文物が大きな影響を与えたことはよく知られています。その反面、三国干渉に見られる通り、ドイツは決して日本には好意的ではなく、第一次大戦では敵国同士として、日中戦争でも中国を介して戦い、防共協定や三国同盟の後にも裏切りと言ってよい仕打ちを行いました。
 ドイツと日本の関係は、つれない美女と彼女に憧れる男のそれのようでしたが、後者に前者への幻想を抱かせた大きな要因の一つは、旧制高等学校の教育を中心とする文化的土壌ではぐくまれた教養主義でした。
 日独修好150周年を記念して開催される本展では、駒場博物館所蔵の第一高等学校資料をもとに、語学教育、科学技術、課外活動など、いままであまり知られることのなかった側面を中心に、日独交流の軌跡を辿ります。
 


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会 期
2011年10月15日(土)~12月4日(日)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
火曜日
入館料
無料
会 場 東京大学教養学部 駒場博物館1階展示室
主催 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139

関連イベント
高校生のための金曜特別講座
日時 10月28日(金)17:30 ~19:00
講演者 岡本拓司准教授(大学院総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系)
演題 「ヒットラーユーゲントのバカヤロー! 愛憎の一高日独交流史」
会場 駒場Ⅰキャンパス一八号館ホール
URL http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/
第62回駒場祭関連企画
日時 11月27日(日)10:00~11:30
講演者 岡本拓司准教授(大学院総合文化研究科 広域科学専攻 相関基礎科学系)
演題 「愛憎の日独交流史:第一高等学校篇」
会場 駒場Ⅰキャンパス一八号館ホール
URL http://www.a103.net/komabasai/62/visitor/event/museum.html



特別展「小石川植物園と植物学の世界」

 小石川植物園は、徳川綱吉の幼時の居邸であった白山御殿の地に貞享元年(1684)年に開設された小石川御薬園を引き継ぎ、明治10年(1877)年に東京大学の附属施設となりました。当時、すでに西洋の植物学に触れていた本草学者伊藤圭介と賀来飛霞が植物園で植物取調べを行なう一方、神田一ツ橋の植物学教室(明治18年に本郷構内に移転)ではアメリカ帰りの矢田部良吉が研究をリードし、植物園の管理(園長)も担当していました。平瀬作五郎による「イチョウの精子発見」の偉業が達成された直後、明治30年には植物学教室が植物園内に移転して、昭和9年までの間、小石川植物園は文字通り日本の植物研究センターでした。松村任三やその弟子によって分類学が推進されたのはもちろん、三好学、藤井健次郎やその弟子により形態学、生理学、生態学、細胞学、遺伝学といった植物学の様々な分野が発展しました。1980年頃から植物分類学の研究が植物園で再出発し、研究・教育・研究支援施設として活発に活動しています。
 本展覧会では、『小石川植物園草木図説』とその元絵図や、最近調査された資料などを用いて小石川植物園や植物学についての歴史・研究について解説いたします。現在行われている研究の中からは、サトイモ科の植物について、小笠原の植物について、被子植物について、フローラ研究についてをご紹介いたします。
 9月17日(土)~19日(月・祝)には、日本植物学会大会が駒場キャンパス内で行われます。公開シンポジウムおよび高校生の研究ポスター発表は9月19日(月・祝)に開催されます。その他、ギャラリートークや体験・参加型のイベントなどもあわせて実施する予定です。日本植物学会第75 回大会に関する最新情報は、ホームページにてご確認ください。


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2階展示室では、コーナー展示「日本植物学会の紹介と明治~現在までの植物学雑誌」
を開催しています。日本植物学会第75回大会と合わせてお楽しみください。

会 期
2011年7月16日(土)~ 9月19日(月・祝)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
火曜日
入館料
無料
会 場 東京大学 教養学部 駒場博物館
主催 東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 自然科学博物館
共催 社団法人 日本植物学会
後援 目黒区教育委員会
社団法人 日本植物園協会
日本分類学会連合
東京大学 大学院理学系研究科
東京大学 大学院理学系研究科 附属植物園
問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139

関連イベント
高校生のための金曜特別講座
日時 7月8日(金)17:30 ~19:00
講演者 邑田 仁 本学理学部教授
演題 「小石川植物園で発展した日本の植物学」
会場 駒場Ⅰキャンパス一八号館ホール
URL http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/
日本植物学会第75回大会
日時 9月17日(土) ~19日(月・祝)
会場 駒場Ⅰキャンパス
URL http://bsj.or.jp/bsj75/



所蔵品展「レオナルド・ダ・ヴィンチ複製素描画」

 ルネサンスの爛熟期を生きたレオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519年)は、しばしば万能の天才と称されてきました。 彼の足跡のうち、完成された絵画作品が少ない(『受胎告知』や『岩窟の聖母』や『ラ・ジョコンダ(モナ・リザ)』を含めた17点) 一方で、夥しい数のスケッチやデッサンが大半を占めています。 素描を含めた、科学技術分野での探求の綴られたノートは13,000ページにも及びます。

 東京大学駒場博物館所蔵のレオナルドの複製画コレクションはこれらの 素描をもとにしています。全部で86点を数えるパネルはユネスコによって 制作され、レオナルド生誕500年(1952年)を記念して世界各地を巡業したのちに日本の地に落ち着きました。

 今回の展覧会では、このユネスコ・コレクションの全体像をセクションに 分けお伝えします。人物(人相学、解剖学)から自然、装置へとレオナルドの 関心は広がりをみせ、おそらく「天才」の真価をここに認めることができるでしょう。


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会 期
2011年3月22日(火)~6月24日(金)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
土・日・祝日
入館料
無料
会 場 東京大学教養学部駒場博物館1階 美術博物館展示室
主催 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139




所蔵品展「一高の書画」


 日本の高等教育機関として発足した旧制第一高等学校は、多様な才能を開花させる実に豊かな土壌でありました。一高で得た知識をもとに各界で活躍した学生たちと、彼らを愛し、時には厳しく、時には優しく教え諭してきた教師陣との融和が、一高の風土を作ったといっても過言ではないでしょう。

 一高は昭和25(1950)年に閉校しましたが、駒場には幾多の資料が残されました。その中から今回は"書画"にスポットを当て、色紙や短冊、掛け軸などをまとめて紹介いたします。

 展示品の中には、芥川龍之介や菊池寛を育てた菅虎雄、和辻哲郎や谷崎潤一郎などを育てた杉敏介、一高寮歌として名高い「嗚呼玉杯」を作詞した矢野勘治、ヘボン式ローマ字に対抗して日本式ローマ字を考案した田中館愛橘などの墨書が含まれています。

 一高で学び、一高で教えた人々の多彩な顔ぶれと、彼らの才能、そしてユーモアをご堪能下さい。

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会 期
2011年3月22日(火)~5月27日(金)
開館時間
10:00~18:00(入室は17:30まで)
休館日
土・日・祝日
入館料
無料
会 場 東京大学教養学部駒場博物館2階 自然科学博物館展示室
主催 東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
問合せ先
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139


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