東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
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過去の展覧会

2006年度
「一高校長 森卷吉とその時代 向陵の興廃この一遷にあり―」
2006年10月7日(土)-12月3日(日)
「小学生からわかる光の世界 ニュートン・アインシュタイン ・現代」
2006年8月2日(水)- 9月10日(日)
「聖書に生きる トーラーの成立からユダヤ教へ」
2006年5月25日(水)-7月23日(日)
「江戸の声/ 黒木文庫でみる音楽と演劇の世界」
2006年3月27日(月)-5月7日(日)



一高校長 森卷吉とその時代 ―向陵の興廃この一遷にあり―

 森卷吉(もりけんきち)は、1929年から1937年までの間、第一高等学校(一高)校長を務めた教育家で、教師としては英語を担当していました。校長在任中の1935年に、当時本郷にあった東京帝国大学(東京帝大)農学部との間で敷地交換が行われましたが、森は、校長就任以前からその実現に向けて尽力したことで知られています。この敷地交換は、職員・生徒など一高関係者全体の団結を示した出来事として、一高の歴史を語る際には外すことのできない位置を占めています。生徒は自分たちの編集する新聞で特集号を組み、日本海海戦時(1905年)の連合艦隊司令長官東郷平八郎の督励の言葉「皇国の興廃此の一戦にあり」に倣って、「向陵の興廃この一遷にあり」と唱えました。

 本展は、森の残したノート、日記、書簡、写真などを通して、一高および戦前の日本の高等教育について理解と関心を深めていただくことを目的に企画・制作されました。展示品の中には、森が東京帝国大学在学中に受けた、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)、夏目漱石の講義のノートも含まれています。

 なお、本展の展示の主要部分は森卷吉のご遺族にご寄附いただいた遺品の数々によって構成されています。
場 所
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
会 期
2006年10月7日(土)-12月3日(日)
開館時間
10時-18時(入館は17時30分まで)
休館日
毎週火曜日
入場料
無料
主催
東京大学 総合文化研究科・教養学部 美術博物館
東京大学 教養学部附属教養教育開発機構
協力
森卷吉先生ご遺族の方々
一高同窓会
駒場友の会
問合せ先
東京大学総合文化研究科・教養学部 美術博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139




小学生からわかる光の世界 ニュートン・アインシュタイン ・現代

 この展覧会では、光の物理的な性質や、光に関する研究の歴史的な流れを、難解な概念を直感的に理解するのに適した実験や、かつて旧制第一高等学校等で使われた教育用実験機器、現代技術の先端で使われている装置の実物などを用いて、できるだけわかりやすく解説します。

 あわせて、現代の光を対象とした科学研究の一端を理解していただくために、東京大学駒場キャンパスで行われている光に関連した研究を紹介する予定です。

◆イベント情報◆

講演会「理科好きな子どもを育てるためには」
8月24日開催 定員30名 応募方法はこちら

場 所
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
会 期
2006年8月2日(水)-9月10日(日)
開館時間
10時-18時(入館は17時30分まで)
休館日
火曜日
入場料
無料
主催
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 自然科学博物館
共催
東京大学 教養学部 物理部会
東京大学 大学院総合文化研究科・教養学部 共通技術室
東京大学 教養学部 教養教育開発機構
協力
NPO法人 ガリレオ工房、駒場友の会、
株式会社 ベネッセコーポレーション
協賛
オリンパスメディカルシステム株式会社
中村理科工業株式会社
ケニス株式会社
有限会社浜野顕微鏡
東京大学工学部電気系3学科
問合せ先
東京大学総合文化研究科・教養学部 美術博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1
TEL:03-5454-6139
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関連企画
ミニ実験ショー開催のお知らせ

瀧川洋二客員教授(東京大学教養学部附属教養教育開発機構)とNPO法人ガリレオ工房のスタッフによるミニ実験ショーを下記の日程で開催いたします。事前申し込みは不要です。当日会場にお越しいただいた方はどなたでも参加できますので、お気軽にご来館ください。

ミニ実験ショー開催スケジュール 
8月5日(土)
11:00〜
13:30〜
15:30〜
8月12日(土)
11:00〜
13:30〜
15:30〜
8月19日(土)
11:00〜
13:30〜
15:30〜
8月20日(日)
11:00〜
13:30〜
15:30〜
8月26日(土)
11:00〜
13:30〜
15:30〜
8月27日(日)
11:00〜
13:30〜
15:30〜
9月9日(土)
11:00〜
13:30〜
15:30〜
9月10日(日)
11:00〜
13:30〜
15:30〜

(公演時間:一回30分程度 入退出は自由です。)
第一部 個別報告(1人20分)




聖書に生きる トーラーの成立からユダヤ教へ

 本特別展は、主としてイスラエル博物館(エルサレム)所蔵のユダヤ教民族文献資料パネル、在日本イスラエル大使館所蔵の写真パネル、及び、エルサレム旧市街の古物商バイドゥン氏所蔵の発掘出土物を通して、聖書を生みだし、かつ聖書を生き抜いてきたユダヤ人の生活実践の跡をたどる試みです。

 聖書は日本人にも既に親しみのある書物として浸透していると思われますが、聖書とは、元来が信仰の書であって、文学作品とは一線を画する性格の書物です。とりわけ、キリスト教でいう旧約聖書の最初の五書、創世記・出エジプト記・レヴィ記・民数記・申命記は、ユダヤ教にとっては、唯一神が預言者モーセに語った天啓の書として、今日に至るまでユダヤ教の根幹となる最重要の経典と位置付けられています。それは、イスラームにおける天啓の書「コーラン」に匹敵する位置付けであることがわかるでしょう。この「モーセ五書」のことを、ヘブライ語では「トーラー」と呼んでいます。これは、「教え」を意味します。

※画像のPDFファイルはこちら
 聖書は、特にトーラーは、なぜ生まれるに至ったのでしょうか。その原因を探っていくと、中近東の沙漠の厳しい自然環境とイスラエル民族の亡国・宗教的迫害という悲劇に行き着くことになります。とはいえ、同じように厳しい自然環境に生きるベドウィンの人々は今に至るまで彼ら独自の文化を築いていますし、また、亡国を味わった古代中近東の小国はイスラエル民族に限られたわけではありませんでした。そういう外在的な条件だけでは、聖書は、トーラーは、生まれなかったのです。とすれば、まさに生死の限界状況にあって、古代イスラエルの民に生きる力を与えた「宗教」なるものの計り知れない意義を想定せざるを得ません。
 では、トーラーが信仰の書であるというのは、どういう意味でしょうか。「人はパンのみに生きるにあらず。神の口から出る言葉によって生きる」とは、具体的に何を意味しているのでしょうか。本展示は、その実践の一端を、私たちに語りかけています。それは、ユダヤ人が、祖国を失い、エルサレム神殿を失い、世界各地へ離散していく中で、信仰によって構築してきた日々の生活実践に他なりません。こうしてトーラーを実践してきた結果、ユダヤ人に特有の生活様式が結実したのです。

 私たちは、キリスト教を通して聖書を学んできたといえるかもしれませんが、この展示から浮かびあがる生活実践は、キリスト教とは異なるユダヤ教の信仰世界です。ユダヤ教は、トーラーを信仰の礎とすることによって、独自の文化を構築したのです。こうして、ユダヤ教の信仰のありかたに対する理解が深まることによって、キリスト教に対する見方や理解がさらに深まることを望んでやみません。そしてまた、ユダヤ教のトーラーに対する理解が、イスラームの信仰への理解を深めてくれることもまた、願ってやみません。唯一神教に対する否定的なきめつけをする前に、そしてまた、パレスチナといえばすぐに紛争を思い浮かべる前に、こうした生活世界の遥かな時間が今に至るまでとうとうと流れて来たことに思いを馳せていただければ、企画者としてこれに過ぎる喜びはありません。

 本展示における教育的意義のひとつは、パネルに写し出されたヘブライ語宗教民族史料群の内容に対する解説と翻訳です。これは、本学大学院生の努力の賜物であり、会場で無料配布される冊子を補助教材にしてパネルを鑑賞していただければ幸いです。


関連企画
シンポジウム「生活の中の祈り:一神教における神との交わりとの諸相」

日時  6月24日(土)14:00〜16:30
場所 東京大学教養学部学際交流ホール

第一部 個別報告(1人20分)

ユダヤ教
1 市川裕(東京大学教授、大学院人文社会系研究科・基礎文化専攻・宗教学宗教史学)  企画説明・「聞け、イスラエルよ:聖典学習としての礼拝」
2 嶋田英晴(東京大学大学院宗教学博士課程)
  シナゴーグにおける礼拝について」
3 山本伸一(東京大学大学院宗教学博士課程)
  「生活のなかの魔除けとその働き」
キリスト教
4 Herman Gottschewski(東京大学助教授)
 「地よ、聞け、わたしの語る言葉を」−聖書の言葉とその響き
イスラーム
5 杉田英明(東京大学教授、大学院総合文化研究科・地域文化研究専攻)
 「イスラームのかたち:『コーラン』の響きと文字装飾」
小休止(10分)

第二部 全体討論(40分)

研究セミナー「聖書はいかにしてユダヤ教の聖典となったのか」
開催日 6月5日(月)16:30-18:30
会場  駒場博物館 1階 セミナー室
入館無料 (事前申し込みの必要はございません。開催時間までに会場にお越しください)

1.はじめに 趣旨説明 市川裕(東京大学教授)
「ユダヤ教」の多義性とラビ ・ユダヤ教までの変遷、ラビ ・ユダヤ教による聖書の「正典化」の特徴

2.「聖書と安息日について」大澤千恵子(東京大学大学院宗教学博士課程)

3.「トーラー(モーセ五書)の成立と第二神殿時代のユダヤ教」中村青生(奥羽大学非常勤講師)

4.「ユダヤ教の聖書解釈の伝統(仮)」志田雅宏(東京大学大学院宗教学修士課程)

5.「レヴィナスのタルムード解釈による新たな福音的メッセージ」宮本久雄(東京大学教授)

司会 市川裕

ギャラリートークのご案内

毎週土曜日14時より本学大学院生によるギャラリートークを開催いたします。
事前申し込み等は不要ですので、お気軽にご参加ください。

7月23日14時よりこの展覧会を企画した市川先生によるギャラリートークを開催します。
お気軽にご参加ください。

場 所
東京大学総合文化研究科・教養学部 駒場博物館1階美術博物館展示室
会 期
2006年5月25日(水)-7月23日(日)
開館時間
10時-18時(入館は17時30分まで)
休館日
火曜日
入場料
無料
主催
東京大学文学部宗教学研究室
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
後援
イスラエル大使館
東京大学21世紀COE拠点形成プログラム
生命の文化・価値をめぐる「死生学」の構築(大学院人文社会系研究科)
「共生のための国際哲学交流センター」(大学院総合文化研究科)
協力
Mr.Khder BAIDUM, 中村青生氏、駒場友の会
問合せ先
東京大学総合文化研究科・教養学部 美術博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139




江戸の声 黒木文庫でみる音楽と演劇の世界

 東京大学の駒場キャンパスに、黒木文庫という演劇書コレクションがあります。旧制東京高等学校教授黒木勘蔵氏(1882-1930)が築いたもので、約3千点から成ります。氏は教務のかたわら、各地へ出向いては音楽文献を調査し、また関東大震災後には、近世日本音楽を一箇の研究分野に押し上げるほどの功労者でもあり、一代の目利き、本のコレクターでもありました。
 戦火をくぐった黒木氏の蔵書は、やがて新制・東京大学教養学部文学部国文学漢文学教室へと移り、以来半世紀以上研究者のあいだで知られてはいましたが、広く活用される機会がないまま、銀杏並木を臨む静かな一室で眠っていました。展覧会では、黒木文庫と同教室の関連資料から、音楽の正本(演奏記録)と稽古本、義太夫節(人形浄瑠璃、現代の文楽)、そして近世から近代に至る歌舞伎といったジャンルの資料の中から、選りすぐりの百余点を初公開します。また、有数の近世音楽コレクションである国立音楽大学附属図書館・竹内文庫から数十点の文献と錦絵、国立国会図書館、東京都立中央図書館、国文学研究資料館、早稲田大学演劇博物館、南山大学図書館等からの多用な作品を併せて陳列し、音楽と演劇が織りなすスリリングな世界を浮き彫りにします。

 なお展覧会と同時に「電子版黒木文庫」を公開いたします。
 この「電子版黒木文庫」は、近世日本演劇と音楽資料を中心とする黒木文庫および林又一郎舞台資料を全点「書誌」「分類」および「上演」状況にしたがって検索し、その結果を画像と書誌データ両方から閲覧できる画像データベースです。

 「電子版黒木文庫」と合わせて、一度は会場に足を運び耳を澄ませて、江戸の声に時を忘れる経験をなさってはいかがでしょうか?
※画像をクリックすると拡大します。


場 所
東京大学総合文化研究科・教養学部 駒場博物館
会 期
2006年3月27日(月)-5月7日(日)
開館時間
10時-18時(入館は17時30分まで)
休館日
水曜日
入場料
無料
主催
東京大学教養学部 国文漢文学部会
東京大学大学院総合文化研究科・教養学部 美術博物館
共催
東京大学21世紀COE「共生のための国際哲学交流センター」(UTCP)
後援
国文学研究資料館
国立音楽大学附属図書館
東京高等学校同窓会
協力
駒場友の会
問合せ先
東京大学総合文化研究科・教養学部 美術博物館
〒153-8902 東京都目黒区駒場3-8-1 TEL:03-5454-6139


関連企画
講演+シンポジウム・演奏会

主催:駒場国漢フォーラム
日時:2006年4月23日(日)
場所:東京大学駒場キャンパス / 数理科学研究所大講堂
入館料:無料


●講演+シンポジウム:13:00−15:45
「江戸の声:日本の音楽が語りえたもの」
竹内道敬(前国立音楽大学教授)「江戸の三味線音楽」
兵藤裕己(学習院大学文学部教授)「身体の近代化と歌舞伎の音楽性」
松岡心平(東京大学大学院総合文化研究科教授)「能の音楽から歌舞伎へ」
司会:ロバート キャンベル(東京大学大学院総合文化研究科助教授)


●演奏会:16:00−17:00
常磐津「勢獅子(きおいじし)」
浄瑠璃=常磐津兼豊
三味線=常磐津紫緒
解説:安田文吉(南山大学人文学部教授)



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