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寮歌集
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弓術部遠征歌 《
西のくらいのに
》
郡 祐一・作詞
一、
西のくらいのに白旗いさむ あれは一高のアロイスト
七分八分の弓ひそませて 行くよ京洛神樂丘
二、
坂東太郎で生湯を使ひ 關東八州の息を吸ひ
育った俺等は伊達には行かぬ 過ぎた欣求のあと見やれ
三、
上野の山からごんとなる鐘に 冷えた蒲團に身を寄せりゃ
夢に通ふよ弦音が高く まゝよ勝つまで草枕
四、
大
(
お
)
爲朝には及びもないが 弓矢執る身の意地じゃもの
西へ西へと白旗すゝむ 行きて歸らぬ梓弓
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