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第四十四回紀念祭寮歌 《 緑なす草野の上に 》
杉浦明平・作詞／長内端・作曲 一、緑なす草野の上に かゞやきし日はしづみゆき 光なき世は來りぬと なげく時代我は生まれて 二、 吹きあるる夜半の嵐に 音立ててさわぐ椎の葉 その蔭に夢をむさぼり 過ぎし日はただ安かりき 三、 希望なき苦悩の潮の 社會にあふれ流るるときに 信念滿ち明日の光榮を 歌ひてし我と我が友 四、 白み行く夜明けの窓に 相よりて語る理想や すぎやすき若き三年を ひたすらに進み來しかな 五、 眞理（まこと）求（と）め丘に上りて 眞理求め丘を下りぬ 丘を下り遠き旅來て ふりさけば今宵祭か （昭和九年 東大） |
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